公示価格
こうじかかく（評価と鑑定）
意味 国が公表する標準地の価格
公示価格とは？
公示価格は、国土交通省が毎年1月1日時点で、全国の標準地について評価・公表する土地の価格です。不動産取引の指標となり、固定資産税評価額の基準にもなります。一般の土地取引価格の目安として広く利用されています。
公示価格の具体的な使い方
「この地域の土地の相場を知るために、まずは近くの標準地の公示価格を確認してみましょう。」不動産取引の際に、土地の適正価格を推定するための手がかりを探している状況を表した文です。国が公表する公式な価格情報を参考にしようとしています。
公示価格に関するよくある質問
Q.公示価格と実勢価格の違いは？
A.公示価格は一般的に実勢価格より低く設定されています。実際の取引価格（実勢価格）は、公示価格の1.2倍から1.5倍程度になることが多いです。これは、公示価格が課税標準額の基準となるため、慎重に設定されるためです。
Q.公示価格はどう活用すべきか？
A.公示価格は土地取引の指標として活用できます。近隣の公示地の価格推移を確認することで、その地域の地価動向を把握できます。また、固定資産税評価額の算出基準としても利用されるため、税金の目安を知る手がかりにもなります。
Q.公示価格の発表頻度は？
A.公示価格は毎年1回、1月1日時点の価格が3月下旬に発表されます。これに加えて、都道府県が7月1日時点で調査する地価調査（基準地価格）もあり、年2回地価の動向を確認することができます。
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